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年上の部下を持つあなたへ――20代幹部自衛官が信頼を得るまでにやった4つのこと



仕事・自己啓発

年上の部下を持つことに、不安を感じたことはないだろうか。

 

自分はまだ経験も浅い。

それなのに、何十年も現場を知る人たちに指示を出さなければならない。

 

正直、怖い。

下手をすれば、一瞬で信頼を失う。

 

私も、20代で幹部自衛官として勤務する中で、

自分よりはるかに年上の部下を持つことになった。

 

最初はうまくいかなかった。

だが、あるポイントを押さえることで、関係は大きく改善した。

 

これは、そのときに学んだ「年上の部下との向き合い方」である。

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年上の部下という現実

幹部自衛官として勤務すると、避けて通れないのが部下との関係だ。

 

特に、防衛大や一般大卒の若い幹部は、

自分よりはるかに年上の部下を持つことになる。

 

20代後半の自分が、50代の部下を持つ。

これは決して珍しいことではない。

 

当然ながら、簡単ではない。

 

部下も人間だ。

態度には出さなくとも、内心では複雑な思いを抱えていることもあるだろう。

 

もし自分が逆の立場なら、

年下の上司に素直に従えるかといえば、正直難しい。

 

だからこそ、ここで関係を誤ると、一気に信頼は崩れる。

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最初は、やはりうまくいかなかった

私自身、最初は苦労した

 

年上の部下は、正直言って怖かった。

何を考えているのか分からないし、どう接すればいいのかも分からない。

距離を取ればよそよそしくなる。

踏み込めば失礼になる気がする。

 

結果として、中途半端な関わり方になっていた。

当然、関係は深まらない。

信頼も生まれない。

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部下に「興味を持つ」ということ

転機になったのは、あるシンプルな気づきだった。

人は、関心を持たれると嬉しい。

逆に言えば、関心を持たれないことほど辛いものはない。

 

これは部下も同じだ。

そこで私は、とにかく部下に興味を持つことにした。

  • 業務について詳しく聞く
  • これまでの経験を教えてもらう
  • 趣味や家族の話も聞く

雑談でもいい。いや、むしろ雑談がいい。

とにかく関心を向ける。

 

すると、少しずつ変化が起きた。

私を嫌悪していた40代の曹長からは

笑顔を向けられることが増え、

廊下ですれ違っても無視されなくなった。

何より関係が極めて良好になった。

 

それをきっかけに、他の部下との距離も縮まっていった。

関係は、理解しようとする姿勢から始まるのだと思う。

 

それからというもの、私は新しい部隊に配属される度に、

それこそ気が狂ったかのように部下や同僚、上司と雑談をした。

その甲斐あって、どこの部隊でもかわいがって頂いた。

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自分の仕事をやり切る

もう一つ、決定的に重要なことがある。

自分の仕事をきっちりこなすこと。

 

どれだけ人当たりが良くても、

仕事ができなければ信頼は得られない。

むしろ、「頼りない上司」として見られてしまう。

 

私は、業務の抜け漏れを防ぐために、

ビジネス書『0秒思考』を参考に、

やるべきことや疑問点を紙に書き出し、整理していた。

 

地道ではあるが、これが効いた。

仕事を確実にこなすことで、

「この人はちゃんとやっている」という評価が積み上がっていく。

信頼は、一つひとつの積み重ねでしか生まれない。

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部下の進言に耳を傾ける

若い上司にとって、もう一つ重要なことがある。

それは、自分が一番詳しいとは思わないことだ。

現場経験や知識は、部下の方が圧倒的に上であることが多い。

だからこそ、部下の意見には耳を傾ける必要がある。

 

実際に聞いてみると、的確な指摘が多い。

それを受け入れ、必要であれば業務に反映する。

すると、部下はこう感じる。

「この上司は話を聞いてくれる」

 

この認識が生まれると、

有益な情報や提案が自然と集まるようになる。

結果として、仕事は格段にやりやすくなる。

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優しさだけでは、組織は動かない

ただし、ここで一つ落とし穴がある。

それは、迎合しすぎることだ。

 

部下に寄り添うことは大切だが、

それだけでは組織は動かない。

 

私自身、優しさが先行しすぎて、

部下に舐められてしまった経験がある。

 

指示を出しても、素直に従ってもらえない。

現場が締まらない。

 

そんな時、ある上司の姿を見て学んだ。

その人は、普段は穏やかで優しい。

だが、命令する時は一切の迷いがない。

気迫を持って、はっきりと指示を出す。

すると、部下の空気が一変する。

 

優しさと厳しさは、両立させなければならない。

 

必要なときには、覚悟を持って命令する。

それが、上司としての責任だと学んだ。

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年上の部下との関係で一番大事なこと

ここまでの経験を通して分かったのは、

年齢そのものは本質ではないということだ。

大事なのは、たったこれだけだ。

  • 相手に関心を持つこと
  • 自分の責任を果たすこと
  • 相手の意見を尊重すること
  • 必要なときに決断すること

これができれば、年齢差は問題にならない。

むしろ、年上の部下から多くを学び、

こちらが困った時は率先して助けてくれ、

より強いチームを作ることができる。

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部下への感謝

最後に一つだけ。

ここまでやってこれたのは、間違いなく部下のおかげだった。

時に厳しく、時に支えてくれた。

その一つひとつが、自分を成長させてくれた。

今でも、感謝しかない。

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