今回は、将棋女流棋士の香川愛生(かがわまなお)を紹介します。
弱冠15歳にして女流棋士となり、
2019年には「女流棋士・香川愛生チャンネル」を開設し、
登録者数20万人弱を誇るYoutuberでもあります。
あの糸谷哲郎八段との関係も気になる彼女に、
彼氏はいるのでしょうか?
交際経験の有無は?
多くの男性ファンを擁(よう)する美人女流棋士にフォーカスします。
香川愛生の結婚は?彼氏の有無は?糸谷哲郎との関係は?
まずはプロフィールを紹介します。(2025年8月現在)
生年月日:1993年4月16日生まれ(32歳)
出身地:東京都調布市
段 位:女流四段
女流棋士番号:40
師 匠:中村修(なかむらおさむ)九段
タイトル獲得数:女流王将2期
得意戦法:三間飛車
棋 風:攻め将棋
身 長:157cm
血液型:B型
趣 味:ゲーム、麻雀、クイズ、謎解き
筆者のわたしと同学年の香川愛生女流四段。
タイトル獲得歴もあり、
トップ女流棋士といってもいいでしょう。
おまけにルックスも文句なしにかわいい!
コスプレが趣味であり、
将棋アニメ「りゅうおうのおしごと」の登場人物、
空銀子に扮したコスプレを披露した際は、
ネットで「素敵」「綺麗」「別人」などと話題になりました。
そんな異色の女流トップ棋士の香川愛生ですが、
同じ将棋棋士の糸谷哲郎(いとだにてつろう)八段との関係が、
ネットでもっぱらうわさされています。
確かに、香川愛生のYouTubeやXを見ても、
糸谷哲郎八段とコラボしていることが非常に多いですよね。
うわさの発端は、糸谷哲郎八段が挑戦者となった竜王戦。
第27期竜王戦7番勝負の第一局が
ハワイで行われることになりました。
当時、香川愛生は女流王将で、
ちょうど防衛戦の第2局と第3局の合間だったのですが、
そんな超重要な時期にもかかわらず、
糸谷哲郎を応援しにハワイの現地まで行ったのだとか。
ほかにも、香川愛生のYouTubeやXでは、
頻繁に糸谷哲郎が登場しており、
両者の関係が極めて親密であることがうかがえます。
しかし、交際関係については、
香川愛生も糸谷哲郎も、
肯定も否定もしていません。
以前、香川愛生は、
糸谷哲郎を尊敬しているとおっしゃっていたので、
あくまでも尊敬される側と尊敬する側の関係だけであり、
交際関係は特にないのではないのかなと個人的には思います。
なお、香川愛生は交際経験や彼氏の有無については公表していません。
美人女流棋士の心を射止めるラッキーな男性の方はどなたなんでしょう。
ひょっとしたら同世代の将棋棋士から、
そういう男性がでるかもしれませんね。
香川愛生が将棋を始めたきっかけは?
香川愛生が将棋を覚えたのは小学3年生の頃。
今の彼女はアイドル顔負けの女の子らしいルックスですが、
小学生当時はボーイッシュな容姿(!)。
そのためか、よく男の子と遊んでいたそうです。
その縁で、小学3年生の頃に男の子に教えてもらったのが、将棋。
ルールを教えてもらいながら将棋を指したものの、全く歯が立たず。
人一倍負けず嫌いな彼女は、
アパートの下の階に住んでいた近所のアマチュア六段の腕前の
超強いおじいちゃんに泣きつき、将棋を教えてもらいました。
千駄ヶ谷の将棋道場にも通うようになり、
メキメキと将棋が上達していきました。
そして、小学6年生の頃に、女流アマ名人戦で優勝!
将棋を覚えて3年後に
日本一に輝くという素晴らしい快挙を成し遂げました。
やはり天賦(てんぷ)の才がおありだったんですね。
筆者のわたしは、将棋を覚えて19年経過しますが、
いまだに将棋ウォーズ二段です(苦笑)
才能がある人が率直にうらやましいです。
香川愛生といい、糸谷哲郎といい、藤井聡太といい、
将棋が強くなる人に共通しているのは、
人並外れた「負けず嫌い」の心だと思います。
香川愛生はインタビューで、
「物心ついた時には負けず嫌いの自覚があって、負ける度にケンカしてました。団体競技、偶発性のあること、自分ではどうにもならないこと、そういうものが苦手でした。将棋と出会っていなければ私のエネルギーはどこへ向かっていたのだろうと考えると怖くなることがあります。」 引用記事:スポーツ報知
と語っており、
並々ならぬ負けず嫌いであることを認めています。
そういえば、糸谷哲郎八段も子供の頃は、
将棋で負けると床に転がって大泣きしたり、
藤井聡太七冠も、子供の頃に大会で負けた時は、
人目はばからず号泣してましたね。
将棋が強い人、棋士の共通項は、負けず嫌いに尽きるのだと思います。
だからでしょうか、将棋が弱い筆者のわたしは負けても、
そんなもんかと毎回開き直ってしまいます。
(もちろん人間なので悔しくはありますが)
勝負事で負けず嫌いであるのは、本当に大事なんですね。
香川愛生の棋戦優勝は?アマ時代の棋歴紹介!
香川愛生のアマ時代の大会参加歴を紹介します。
2005年 第37回女流アマ名人戦で優勝
2006年 第38回女流アマ名人戦で優勝(2連覇)
2006年 第27回全国中学生選抜将棋選手権大会(女子の部)で優勝
将棋を覚えたのは小学3年生の頃と、
女流棋士としてはわりと遅めのスタートでしたが、
その遅れを挽回するかのごとく、
大会で優勝をかっさらっていきました。
女流アマ名人戦で2連覇という偉業を成し遂げているのは、
もはや化け物です。
その後、2007年に女流育成会に入会し、
2008年に15歳にして女流棋士になりました。
女流棋士になるまでのスピード感も異常ですね。
香川愛生のプロ入り後の棋歴紹介!
香川愛生のプロ入り後の主な棋歴を紹介します。
2009年 世田谷花みず木女流オープン戦(非公式戦)で優勝
2009年 平成21年度奨励会入会試験で5級を受験し合格(女性として史上初)
2011年 奨励会を4級で退会(奨励会在籍時は、女流棋士は休会)
2013年 第35期女流王将戦本戦トーナメントを制し、初挑戦
里見香奈から初タイトルとなる女流王将を奪取
2014年 第64回NHK杯テレビ将棋トーナメントに初出場も、1回戦で敗退
2014年 第36期女流王将戦で、挑戦者の清水市代からタイトル防衛
2015年 第37期女流王将戦で、挑戦者の里見二冠に敗れ、タイトル失冠
2016年 第38期女流王将戦で、里見三冠に挑戦するも、タイトル奪還ならず
2023年 霧島酒造杯第45期女流王将戦で、西山三冠に挑戦するも、タイトル奪還ならず
一時は「女流棋士」ではなく、
「棋士」を目指していた香川愛生。
アマでは日本一に2回もなった怪力の香川愛生ですら、
奨励会では残念ながら勝ち上がることができなかったところを見ると、
奨励会という場所がいかに魔界かということがわかります。
本当に、奨励会は天才の集まりなんですね。
その天才同士の熾烈(しれつ)極まる生存競争を勝ち抜いたのが、
現在の棋士の先生たちなんですね。
棋界はもはや、凡人の想像を絶する非凡な世界です。
香川愛生の中学・高校は?大学はあの有名大学?経歴を紹介!
香川愛生の経歴は以下のとおりです。
調布市立緑ヶ丘小学校
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調布市立第八中学校(主な卒業生:野球選手の清宮幸太郎)
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神代高校(東京都)(主な卒業生:女流棋士の中倉宏美女流二段)
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立命館大学文学部言語コミュニケーション学科
香川愛生は、関西の有名大学である立命館大学に進学されています。
志望理由は、
「大学進学を考えていた高校3 年生の夏、周囲から聞こえてきたのは「今、若手を中心に関西が盛り上がっている」という声。そんな時、学生将棋で立命館大学将棋研究会が全国大会を制した結果が、ふと目に留まった。「頂点を目指して頑張っている人たちと一緒に頑張りたい」と考え、立命館大学への入学を決めた。」 引用記事:立命館学園通信
確かに、立命館大学将棋研究会は強いことで有名ですよね。
香川愛生は、立命館大学の大学2回生時に女流王将の位を取っており、
いわゆる脂が乗り切った時期でもあったのですが、
そんな彼女でも、
立命館大学将棋研究会の人は
なかなか簡単には勝たせてくれなかったとのこと。
アマチュアのはずなのに、女流棋士と互角に渡り合うなんて、強すぎますね。
いかがだったでしょうか?
香川愛生は、再び女流王将の座を奪い取ってほしいですね。
香川愛生のますますのご活躍を祈念します!
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